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Essay

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Sorry, Japanese ony.
                             

さだまさしさんの曲は前奏、間奏、後奏がとてもきれいな編曲がされていて、オブリガート好きの私には大好きなアーチストの一人です。ただし、若い頃の曲はそれぞれ印象的なメロディが多いのですが、後期の作品についてはほとんど印象に残りません。これはあながち私が年取ったからばかりではないと思うのです。というのは私が彼の曲を聞き出したのはついこの10年ぐらいのことで、すでに初期の作品も後期の作品も同時期に聞ける環境にあったからです。それらの中でグレープ時代の曲はよかったなあという感想をもっています。
谷村新司さんの曲には、一種独特のコンテンポラリーな雰囲気があり、クロマチックでむせび泣くように歌い上げるにはとてもいいと思いました。特にアルバム「海猫」とか「抱擁」にはそのように感情を込めて吹ける曲がたくさんあります。



精霊流し

グレープ時代のさだまさし作詞作曲唄。メロディが好きな曲ですが、今詩の方を読んでみると、去年恋人を亡くしてその精霊流しを悲しみを見せずに彼女の母と自分の弟といっしょに執り行なうというとても悲しい曲なのですね。どうもハーモニカだけを吹いてばかりいて、詩を見ない私には後でこんなことに気づくことがよくあります。そんなんでどうして感情を込めて吹けるんだといわれそうですね。
参考にしたレコードはグレープの最初にして最後のライブ・レコード「三年坂」です。別のレコードだと別のバッキングが流れたりして、プロの楽団というのは一つの曲でもそのたんびに編曲し直すのだろうかと感心してしまいます。
原曲では途中で半音高くなる転調をします。トリオ演奏ではそのとおり演奏しましたが、合奏をするには半音高い転調というのはCからC#へ行く以外はとても難しい演奏になってしまいますので、この編曲では転調はしておりません。したがって、ちょっと緊張感に欠けた単調な展開になってしまいますが、その分演奏はしやすいと思います。
さだまさしさんの曲は前奏、間奏、後奏のバイオリンがとてもいいですね。ぜひ、ハーモニカでそのムードを醸し出していただきたいと思います。.

無縁坂

同じくグレープ時代のさだまさし作詞作曲唄。ドラマ「ひまわり」の主題歌。無縁坂という坂は上野の不忍の池の近くにあり、森鴎外(漢字のフォントがない!)の「雁」に登場するそうです。
歌詞は母の人生と運について唄っておりますが、母というのは「支え」の象徴であるようです。
この人の曲は歌っている分には自然に聞こえるのだけれど、そのとおりの楽譜にしてハーモニカで吹こうとすると、結構テンポが取りにくく、初心者泣かせですが、この曲はまだよい方です。原調どおりのGmはクロマチックではとても滑らかさを表現しやすい調です。間奏がきれいですね。カラオケではこの間奏部分は皆から拍手がきたりしてほとんど無視されるところかもしれませんが、楽器演奏ではそれをちゃんと表現できる喜びがあります。

秋桜(コスモス)

この曲は、さだまさしが山口百恵のために作って第ヒットした曲です。この編曲は、レコード「私花集(アンソロジィ)」を参考にしたもので、さだまさし自身が自分のために編曲し直して雰囲気を変えてあるそうです。明日嫁に行く身が、これまで育ててくれた母を思って唄う歌。
「淡紅の秋桜が」という出だしのメロディのリズムがとても取りにくい曲です。Cmですので、初心者にはとても練習する気にならないかもしれませんが、bのたくさんある調子というのは、譜を読むのは難かしくても、演奏自体は易しく感じられるものなので、ぜひいやがらずに練習してみましょう。「こんな小春日和の」というあたりが最高の盛り上がり部分です。
トリオで数回演奏していますが、合奏ではbの問題があるのでまだ練習開始に至っていません。来年はぜひ挑戦するぞと意気込んでいます。

北の国から

21年間続いたテレビドラマも2002年9月でとうとう終了しました。全然見ていなかったのですが、この曲はレパートリーとして取り入れていたので、最終回近しとの新聞のテレビ・ガイドにつられて1回だけ見てみました。すると、主題歌がクロマチック・ハーモニカで流れるではありませんか。演奏者は若かりし頃の八木のぶおさんだとか。ひとしきりいろんなホーム・ページの掲示板に取り上げられていました。
この曲はいろんな楽器で演奏されて番組で使われたようです。CD屋さんで「北の国から」のCDで色んな楽器で演奏されているものを見かけたことがあります。ハーモニカ版も入っていたのかどうかは記憶が定かではありません。

この演奏では後半に「蛍のテーマ」がフィーチャーされております。

僕にまかせてください

1975年11月、グレープ時代のライブ・アルバムから。曲集には説明のないのが解説しづらいところ。かすかにうかがえるのは日本テレビ系放映ドラマ「ほうづき」の主題歌だったということくらい。恋人のお母さんの墓参りで、大事な人を僕に任せてくださいと誓う様子を歌っています。ジャケットの写真ではさださんはまだ若くてめがねもかけず、髪の毛はふさふさしています。
3連符が印象的な曲で、ハーモニック・オムニバスの演奏に取り上げたものです。


谷村新司さんの曲には、一種独特のコンテンポラリーな雰囲気があり、クロマチックでむせび泣くように歌い上げるにはとてもいいと思いました。特にアルバム「海猫」とか「抱擁」にはそのように感情を込めて吹ける曲がたくさんあります。


砂の道

歩いても歩いても歩いても
振りむかず振りむかず振りむかず
それしか出来ない私の生き様
......
負けない負けない誰にも負けない
貴方の匂いが私にはある

人は多かれ少なかれ、歳を重ねるとこのような心境になるのではないでしょうか。
この曲は、思い入れを強くして絶叫調で吹く位で演奏すると、とてもいい感じになります。クロマチック・ハーモニカは人間の声と同じくらい感情が込めやすいと言われています。この曲を吹くときには、いつもそう感じます。
ハーモニカ実験工房「むせび泣くハーモニカ、谷村新司を唄う」でこの曲を演奏しました。



目を閉じて何も見えず
悲しくて目を開ければ
荒野に向かう道より
他に見えるものはなし

この曲は谷村新司の代表曲なのでしょう、2002年の紅白歌合戦にも登場しました。なんでも中国で大ヒット中なのだとか。
ハーモニカ教室でもよく取り上げられる曲です。しかし、彼の歌い方がとても格好いいからと彼の歌っているとおりに忠実に楽譜に表してみると、リズムがとても難しいことに気が付きます。小節にまたがった引っ張りの音が多用されていて、初心者はまずこなせないと思われます。これがプロの歌い方なのでしょう。
それを無視して市販の楽譜どおり吹くと、やはりあまり格好よくならないのです。したがって、ここはがんばって彼の歌い方をまねてみました。コンサートで使ったときは、特にこの曲を名指しして誉められましたので、努力の甲斐はあったと思います。教室の合奏ではなく、ピアノ伴奏やカラオケで演奏すべき曲です。


小椋佳さん大好きな方がいて、「じみコン」でご一緒するのだけれど、彼が送ってくるサンプルにはハーモニカのオブリガードが入っています。それを一晩で採譜して当日音合わせをするのが常ですが、実にいいオブリガートで私も小椋佳が大好きになってきました。じみコンにY.M.先生が聞きにくることがあるのですが、「おー、やっぱりハーモニカの命はビブラートだねー。」という感想をいただきました。実は、実は、・・・、このレコードのオブリガートを吹いているのはY.M.先生その人なのでした。ちょっぴりうれし恥ずかしの体験でした。


シクラメンのかほり

小椋佳さんの代表曲。アルバム「遠ざかる風景」の中に、この曲についての解説が書かれています。

「この唄が僕の代表曲になるんでしょうか。未だに、なぜこの唄がいちばん評判になったのかわからないんです。沢山の方に好きになっていただいたことは、素直に喜ぶべきだとは思っているんですけど、自分が創った数々の唄の中で自分としてはもっと愛すべき唄があるんです。自分の力では及ばない、いろいろな偶然の重なり合いがあったのでしょうか・・・以下略」

確かに作曲者あるいは歌手の思いとヒットするかどうかという要素は別なのだと思います。平井堅さんの「大きな古時計」なんかもきっと歌手本人の思いとはかけ離れてヒットしたものでしょう。
でもこの曲はやっぱりいいですよね。完全にスタンダード、21世紀に残る唄に数えられるのではないでしょうか。
楽譜を見ると細かい16分音符がたくさんあって、難曲のように見えるかもしれませんが、ゆっくりした曲なのであわてずに譜面を追っていけば大丈夫です。


さらば青春

同じく小椋佳さん作詞作曲の循環コードを使った大変調子のよい曲です。タンバリンを持てば自然にリズムを刻んでしまいます。

僕は呼びかけはしない 遠くすぎ去るものに
僕は呼びかけはしない かたわらをゆくものさえ
見るがいい 黒い水が抱き込むように 流れてゆく
少女よ泣くのはお止め 風も木も土も
みんな みんな たわむれの口笛を吹く

アルバム「雨の中の青春」に青春の休止符が雨粒だとすれば、青春の終止符は雨の晴れ間でありたいということばが書かれています。いまや定年を迎えんとする私には、青春など遠い昔でしかありませんが、せめてこの曲を演奏することにより、青かったころの想い出をスカッとした青空に託してみたいと思います。

原曲はギターのシンコペーションの入った刻みがとても楽しく入る曲なのですが、コード・ハーモニカで同様のリズムを刻もうとすると混乱する人が多いようです。舌の刻みの練習は満員電車の中でもできますので、ぜひマスターしておきたいもの。


イルカさんが活躍していたのは、私が米国出張していた頃だったのか、ラジオで聞いた記憶がありませんでした。いろんな中古フォークソングのレコードを探していて「あしたの君へ」というアルバムを手に取ったとき、なんて不思議な名前なのだろうと思ったものです。解説を読むと、結婚、出産、子育て後の4年ぶりのカムバック・ライブとあり、そんな経緯があったこともまったく知らずにいたのでした。
聞いていると、彼女独特の装飾音的な唄い回しがあるなということに気が付きます。譜面に現してみると中々その雰囲気が出せないので、よく本人の唄うのを聞いた上でその感じを掴み取るのがいいと思いました。


なごり雪

伊勢正三さん作詞作曲のこの曲は、確かテレビで21世紀に残る歌として紹介されていました。実際演奏してみると、とても感情を込めやすい名曲です。

出だしは語りかける感じの詩なので、譜面に表すと同じ音の16分音符が連続します。タンギングでこなそうとすると舌の音がハーモニカの音色に反映してしまうので、喉で音を切るようなテクニックが必要です。

またシンコペーションの効いたリズムが多様されていますので、初心者にはかなり難しく感じられる曲のようです。でも、それを克服できると、実に思い入れを込めやすく、、後半

なごり雪も降る時を知り
ふざけすぎた季節のあとで
今、春が来て 君はきれいになった
去年より ずっと きれいになった

あたりでは最高に盛り上がります。


雨の物語

やはり伊勢正三さん作詞作曲のこの曲は、スウィングあふれる楽しい曲です。ジャズ感覚でノリノリで演奏できます。

あまりに楽しそうな曲でしたので、姪の結婚披露宴で演奏したのですが、よく詩を読んでみると雨の中で過去の恋を思い浮かべる悲しい物語を詠っているのですね。

誰もが物語 その1ページには
胸はずませて 入っていく
僕の部屋のドアに 書かれていたはずさ
「とても悲しい物語」だと
窓の外は雨 あの日と同じ
肩を濡らした君が
ドアの向こうに立っていたのは

間奏部分で転調したあたりはそんなブルーな感じを表しているのか、エキゾチックな響きがあります。


加藤登紀子さんの歌には心惹かれるものがたくさんあります。しみじみ歌う曲、元気に歌う曲、フォルクローレ調の曲、1枚のレコードの中から何曲も演奏に使わせてもらいました。


冬の蛍

男と女の別れの歌です。この曲はしみじみと歌い上げるものだと思います。クロマチックでも歌い上げやすい曲だと思います。
間奏の部分に加藤さんの台詞が入ります。結構早口で喋らないと間奏部分が終わってしまいます。

 太陽が空に沈むときあんなに赤くて美しいのは
 太陽がさよならを言ってるからだって誰かが言った。
 今私があなたにさよならを言っても空は赤くそまってくれないけれど
 できることなら空一杯に花火を打ち上げてあなたに贈りたい
 思い出の一つ一つに火をつけて
 冬の空一杯に花火を打ち上げて花火を贈りたい
 それが私のさよなら それがあなたへのさよなら

曲の最後の盛り上げ方、メロディの3度上に上げて朗々と歌い上げるのですが、そんなテクニック、ぜひ取り入れておきたいものです。




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