FX自動売買
禁断のケーキ
じゃらん♪
さくらのVPS

直線上に配置

修繕日記のページ



依頼されたり、自前で故障したりして修繕した
ハーモニカの記録を残しておきましょう。
Sorry, Japanese only.


2005年

2005年12月29日(木) 晴

少し古い280
Y.Y.さんから以前に手がけた少し古い型の280の修理を依頼されました。プラスチック・ボディで真鍮の釘でリード・プレートが留められています。この手の型は、リード・プレートを外すのが一番難しく、外してしまえば普通の修理方法を流用できます。前回修理場所と同じ穴、ただし別リードである5番Cのリードが1枚、狂っているので取り替えることにしました。狂ったのを外し、新しいリードをネジ留めにしてバルブを貼り直しました。他にも何枚か良くないバルブがあったので貼り直しました。リード・プレートの取り付けは、この手はやはり難しいです。何とかやり終え、吹いてみるともう少し調律を厳密にする必要があるようです。時間切れのため、翌日やり直すことにしました。

慎重に全音調律に取り掛かり、吹いていても気持ちよく鳴るようになりました。完了です。

2005年7月17日(日) 曇

SX-64 2本
A.O.さんからの修理依頼品がとどきました。Larry Adler 16の木箱に入っていますが、古い280とのことでした。リードの修理中に折ってしまったのだそうです。

見てくれは大変きれいですが、リード・プレートはアルミのものでした。280の年代的な変遷についてははっきり知らないのですが、今のところ次の2通り考えられます。

1.最初の280はアルミ・プレートだった -> 錆びるので真鍮プレートに改良された

2.最初の280は真鍮プレートだった ->第2次大戦中、または後に物資不足でアルミ・プレートのものが作られた -> 錆びるので真鍮プレートに戻された

当初は1.の変遷かなと思っていたのですが、その他色々改良されている部分と併せて考えると、最近は2.なのではないかと思い始めています。

まずリードを取り替えるためには釘留めのリード・プレートを外さなければなりません。これは手馴れたもので、果物ナイフを使って簡単に釘を抜けました。問題はマウスピースの近くでネジ留めされているボルトを外すことでした。腐食していてドライバーではネジを回せないのです。マウスピースも外して、リード・プレートの方を回転させることで解決しました。これは自分の280を修理するときに経験済みでしたが、そのときは別のリードを傷めてしまったので、今回は慎重に取り組んでうまくいきました。


7番(1-16の番号の中で)の吹き音リードが見事に折れています。

アルミ・プレートは真鍮プレートより分厚く造られています。それでもアルミなので全体としては軽くなっています。この厚さが厚いということは、リードを留めるリベットが長いということを意味しています。その分、リードを外すのがかなり面倒ですが何とか外しました。次に取り替えるリードを見つけなければなりませんが、古い時代のリード・プレートをたくさん買い込んである中にアルミ・プレートのもあるので、幸い同じ音のリードがありましたので、同様の手法で取り外しました。

最近はリードをボルトとナットで取り付ける方法を多用しているのですが、長いリベットに見合ったボルトがないので、今回は取り外したリベットで再取り付けしました。うまく取り付けたものの、リードが穴の壁に少し触れるので鑢で削って調節、はじくとビーンと音がするようになって取り付け成功です。

後はバルブを取り付け直して調律です。取り付けたリードは大抵音程が下がるので、先を削って音程を上げました。全体的に吹いてみるとあちこち狂っているので、結局全音調律しましたが、リード・プレートが外れた状態であるので比較的楽でした。

木製ボディが割れていた(経年変化で接着剤が風化)ので、木製ボンドで接着し直しました。

組み立て直して、完成。

しかし、アルミ・プレートの時代はリードも質がよくないのか、自分のものもよく音程が狂うのです。リードの取り付け先が柔らかいのが原因かもしれません。現在は調子がよいものの、これからA.O.さんが苦労するのではないかと心配しています。調律の練習には中々よいのですが。

2005年6月24日(金) 雨

SX-64 2本
SOY BEANSの練習ついでにM.O.さんのSX-64 2本の修理を依頼され、6/29に使うというので急遽調律。軽い調律で仕上がりましたが、これだけ狂っていたら練習もさぞ気持ち悪いだろうなとお察しします。

調律技術を極めましょう! 100円ショップのハーモニカで練習すれば怖くない! 調律方法はChromLoverのHPで掲載中。

2005年4月23日(土) 晴

SC64、270
T.K.さんからSUZUKI SC64とHohner 270が送られてきました。SC64は中高音が出にくいとのこと。確かに息漏れ感がするのでまずカバーを外したところ、とたんに現象が消えました。いろいろ観察すると、結局はカバーを取り付けたときにカバーの中央あたりがマウスピースを少し押し上げる状態になり、マウスピースとボディの間に少し隙間ができるようです。カバーを取り付けるときに、遊びの下一杯のところでネジを締めないとこの減少が起きてしまいます。カバーの上辺がわずかに湾曲しているのがよくないのでしょう。一見なんでもないこんなところに設計上の問題点が潜んでいるのですね。

音出しをしてみると吹き詰まるところが何箇所もあります。それぞれ上身を調整して問題は解消できました。

270に取り掛かりました。こちらも中高音が重くてでにくいとのこと。すぐわかったのは、レバーが上下にぐらぐらしていることです。観察するとレバーの上下の部品がうまくかみ合っていないままネジ留めされています。多分、分解掃除したときの取り付け方がまずかったものと思われます。マウスピースを分解して水洗いし、再度慎重に取り付けたところ、問題は解消、きれいな270の音が復活しました。

今回の教訓:カバーの取り付けでも慎重に! マウスピースの取り付けも慎重に!

問題にはかならず原因があります。よく観察して原因を見つければ、必ず対処法がみつかります。

しかし、自分の本職のコンピュータでは、複雑すぎてこの問題の原因を特定するということがとても難しい。仕方なくPCではシャットダウン、リスタートしてしまうことが多いのだが。

2005年4月23日(土) 晴

Super 64X その2
2本目のSuper 64Xに取り掛かりました。3番のBbがビリビリするとのこと。リードが壁に触れている。少し左右に動かすと簡単に動く。つまり、リベットで留めてあるリードがグラグラしているのです。しっかり留まっていないから、音程も低くなっています。リードを削ってもすぐ下がってくるのでリード交換することにしました。まずリードをバルブを剥がし、道具でリードを外しました。新しいリードの取り付けはいつものように小さなボルト・ナットです。

ここでいつもと違う問題が。3番はまだリード・プレートが2重になって分厚い部分です。したがってボルトの長さが少々足りません。いつも以上に裏の穴の周りを道具で削って、ボルトが深く収まるようにしました。ボルトを穴に回転しながら入れていく過程で、長い分抵抗が大きく、あれっと思うまもなくボルトがネジ切れてしまいました。2本目のボルトを慎重に入れ、今度はリードをナットで留める段階で、あちゃ、ナットの溝がバカになってしまい、もう1個ナットを使ってようやくリードを留めました。バルブを貼り直して鳴らしてみると多少音程が低いので、これは鑢で修正しました。

外の音を試すと、いくつか音程が下がっていますのでそれぞれ調律して再組み立て。調子はよいようです。

最低音4番のBの音が出にくいとも書いてありますが、上げ身を観察しても自分で吹いても特に異常はないようです。吹き方の問題なのかもしれません。

2005年4月21日(木) 雨

Super 64X その1
J.Y.さんからSuper 64Xが2本送られてきました。猛練習振りがうかがえます。時間も時間なのでそのうち軽症と思われる方を診断しました。6番F#が狂っているとのこと。実際、かなり低い。強く吹いてもそれ以上音程が下がらないので、まだリード交換は必要ないと判断しました。

かなり削りましたが、特に音質が悪くなるわけでもなく、きれいに調律ができました。念のため他の音も調べてみると3箇所ほどオクターブ奏法で震えが出ます。この程度はすぐ調律できて、時計を見ると真夜中過ぎ。後1本は翌日回しにすることにしました。

お休みです。

2005年3月13日(日) 晴

Bebopチューニングその2
K.T.さんから、Velvet VoiceをBebopチユーニングしたいとのこと。ただし4と8のCをBbではなくAにしたい、ボタンを押したC#をBbにしたいというものでした。念入りに削るだけですが、3時間ちょっとかかりました。このチューニングだと、吹いて出せる和音はC6、またはAm7になるのですね。より実用的かもしれません。GAGAGAというトリルもできるし、グリッサンドもなかなかよい響きになります。

どんな演奏が飛び出すのでしょう。楽しみですね。

2005年4月2日(土) 晴

270
K.K.さんから、Super Chromonicaの修理依頼が来ました。自分のは何度も何度も修理していますので35年ほど前のをまだ使ったりしますが、振り返ってみると修理を依頼されるのは初めてです。電話では色々自分で上げ身を調節しているうちに鳴りが悪くなって戻せなくなったということでした。

届いたのを眺めます。このハーモニカは気品がありますねえ。私のと違ってまだピカピカです。この蔦の模様も、他社がなんとなく真似していますが、なんか気品が感じられません。やっぱりオリジナルは」いいです。

さて、吹き始めるとなんか変。あれ、穴の並びが上下逆だ。なんとレバーを裏返しに付けてあります。単なる間違いかもしれませんが、中には意図的に裏返しにしている人もいるのでなんとも言えませんが。修理には混乱するので、表向きに変えました。

8番のCがなんとなく出にくい。バルブの隙間から除いて見ますと、上見が多いようです。多分ご自分で修理中にリードを押し込んだものを戻せなくなったのでしょう。この場合、マウスピースの穴から細いドライバーを差し込んで内側から外へ少し押し出せば元に戻すことができます。

他に12番のCは上見が少なすぎて音が出ないので、ちょいと調整しました。

しかる後に調律開始。8番、9番のCがこれらの修理作業の結果、音程が下がっていま
す。本来はリードプレートを外してリードを削るべきですが、ドライバーをマウスピースから差し込んでリードを裏から支えれば、表からリード(の裏側になりますね)を削ることができます。鑢で慎重に削り、OK。

オクターブ奏法で試すといくつかの音が震えます。それぞれチューナーを頼りながら表や裏からリードを削り、全体的にOKで組み立てました。試し吹きしていると8番の穴からバルブが剥がれて外に出てきてしまいました。やれやれ、これで結局リードプレートを外さなければならなくなりました。

いつもの方法でリードプレートを外し、取れたバルブを貼り直し、再度リードプレートを取り付け、試し吹き。今度は大丈夫です。

新しいリードもリードプレートも皆ピカピカですね。リードは時が経つと時効硬化するので硬いはずですが、ピカピカリードはなんとなく柔らかくて、上見の調整でもすぐ曲がってしまい、また元に戻せます。古いのはもっと抵抗感があるのですがねえ。気のせいなのかもしれませんが。

修理終了。

2005年3月21日(日) 晴

古い280
eBayで落札した木製ボディの古い280が届きました。赤い箱なので30~40年前の物でしょう。先ずその赤い箱が壊れています。蓋が完全に取れてしまっています。小さな蝶番のスペアがあったのでそれで取り付け、箱組みが緩んでいるところは木工用ボンドで接着しました。

次にハーモニカそのものですが、一見よさそうに見えました。しかし6番(1~16)のE音にF音が混じった音がします。ボディが割れているのです。分解したところ、中で製造時の接着剤が劣化して、木部が分かれています。底面に板が貼ってあるので、外からは割れているようには見えませんでした。合計、3つのパートに分かれています。でもきれいに接着剤が劣化しただけなので、接着し直せばよさそうでした。

接着はしたものの、分かれている部分の密着度が不足して少し広がってくっついたため、組み立てると中の仕切りがリードの止めてある部分と重なり、うまくありません。まだ接着剤が乾かないうちにとナイフで接合部を分離させ、再度挑戦です。しかし、今度は固まりかけの前の接着剤をきれいに取り除かなければならず、余計な作業が増えてしまいました。

さて、今度は分かれているボディだけを水平な板の上で接着し、少し乾燥するのを待って次に底面の板を接着しました。ようやく固まってきたところで、リード・プレートを取り付けてみると、今度はどのリードもしっかり鳴ってくれます。

全部組み立ててみると、スライドの動きもスムーズで息漏れもありません。中々よさそうな仕上がりです。さて、古い280の調律はA=440になっているので、これからA=443の全音調律に取り掛かります。64枚のリード全部なので数時間かかることでしょう。

2005年3月13日(日) 晴

バネ折れ
古い古い280のバネが、特に力も入れないのにバキッと折れてしまいました。まあ、50年以上前の280なのであきらめも簡単につきましたが、幸いスペアがあるので早速交換しました。交換作業は順調で、すぐ元に戻った感じです。やれやれ。

2005年3月7日(月) 雪

CX-12 Gold
K.K.さんのCX-12 Goldの全音調律が舞い込みました。結構あちこち狂っています。練習熱心だから狂ってくるのでしょうが、自分で治せないと、こんなになるまで練習を続けていたということになりますね。

以前の修理者がネジ留めでリードを取り替えた跡が2箇所ありますが、そのうちE#音にバルブが貼ってない。貼った様子も見えない。単純な忘れかも知れませんが、持ち主がよく気づかずにいたものだとある意味感心しました。E#ということであまり使わなかったということはあるかもしれませんね。

根気よく全音調律して、バルブも数箇所貼り直し、オクターブ奏法もきれいにできるようになったので修理完了としました。

2005年1月31日(月) 晴

古い280のプラスチック・ボディ
Yahooオークションで古い280用のプラスチック・ボディを含む部品を入手したので、以前木製ボディをバネで壊してしまっていた古い280と組み合わせて、再生を試みました。先ず、リード・プレートを留めるボディのネジの穴が木製ボディと位置が違うので、リード・プレートに穴を開ける作業が必要でした。精密ドリルでなんとか穴を開けたものの、それを留めるネジが付いてこなかったので、以前SUZUKIからいただいたボルトを使うことにしました。しかし、ナットがないので、リードプレートにネジを切らなければなりません。そのための道具は持っていないので、ボルトを強引にねじ込む形でネジを切りました。この作業のおかげで手は豆だらけ、ところどころ出血という有様。もっとも、以前もこの形でネジを切ったことがあったので、何とかなるとは思っていました。

バルブがはがれてしまったものを元どおりにしたり、リード・プレートとマウスピースの間の隙間をなくすためのネジ穴の調節をしたりと、ようやくこの時間に作業が終わりました。

マウスピースの部品がよかったらしく、スライド操作が実にスムース。今後調律したりして、だんだんよくしていこうと思います。

このプラスチック・ボディはたぶんW.Romelさんの作ったもののようでした。Romelizationのローカル版を実践したことになりますか。

2005年1月28日(金) 晴

アルミ・プレートの古い古い280
Hohnerの古い古い280は、リード・プレートが真鍮ではなくてアルマイト加工したアルミニュウムになっています。また、リード・プレートの厚さが真鍮のものの1.5倍くらいあります。そのため、Super64Xで2重の真鍮のプレートが使われていますが、あれと同様の効果があるのか、息漏れの少ない、エアタイトな吹き心地になっています。

しかし、その頃のリードの質が悪いのか、どんどんリードが駄目になっていきます。特に中音域で顕著です。困るのは、本番で使ってみようとする度に控え室で吹いてみると必ず音が下がっていて、結局一度も本番では使えていないです。そのたびにリードをネジとボルトで留める方法で取り替えているのですが、もう4枚もその形に置き換わっています。そのうち全リードがそうなるのではないかと思える程。

リードを取り替えようとして観察すると、現在の280より短いリードが使われていたようで、結局Mellow Tone用のリードが丁度いいことがわかりました。また、現在のリードの先は端が丸みを帯びていますが、昔のは角ばったままなのに気が付きました。今の日本製クロマチックも角ばっていますね。Hohnerはやはり長い歴史の中で進化してきたのだと思います。

このクロマチックのカバーは長年のこすれからところどころ剥げて真鍮の地が出ています。A.M.さんもそのようなのを使っていますが、剥げているのは演奏中に滑らなくて、案外使いいいのだそうです。木製カバーにしたものも滑らないという長所がありますが、これもそういう意味でも使いやすいです。

2005年1月27日(木) 晴

チューナーの電源
調律するときは当然チューナーを使っているのですが、ドジなことに電源を切り忘れて電池切れになることがしょっちゅうあります。今日もいざチューニングと思ってチューナーに手を伸ばすと、あーあ、またやってしまった状態でした(悔)。

2005年1月21日(金) 晴

Super 64X
MOさんからSuper 64Xが帰ってきた。感じとしてスースーするところがあるという。上見の調整の感じが私の場合と違うらしい。少し上身を少なくしてみた。特に音詰まりするわけでもないのでよさそうだと思っているときに、ハタと気が付きました。MOさんは師匠の音の出し方に近い吹き方をする人です。ということは、音を絞りに絞って手を前後に動かすビブラートをかけるわけです。そうすると音程が下がるので、最初からA=445位で調律してあるわけです。そう思いついたので、その吹き方で試し吹きしてみると、ちゃんと音が絞れます。これなら大丈夫と確信が持てたので、明日のコンサートの時に手渡すことにしました。

そんなわけで、奏者がどんな吹き方をするかイメージしながら調律や上見の調節をしなくてはならないのでした。修理屋として勉強になりました。

2005年1月2日(土) 晴

古い280
古い280のF#、Bbあたりの音がおかしい。カバーを取って観察すると、バルブの先が少しだけ隙間がある。以前に貼ったときのミスだ。剥がして少し下げて貼り直し、落着。また、最低音のBbの音がでない。リード・プレートを外し観察したところ、木部の継ぎ目が剥がれて接着剤をつけて接着し直したところに微妙な段差がある。そこから息洩れがしているのだ。鑢で削ってもうまくいきそうにないので、合成糊を塗ってみることにした。ちょっと付け過ぎて溢れてリードにくっついたらしく、吹き音が出なくなった。注意深く乾いた糊を取り除くと、今度はうまく鳴ってくれる。隙間も塞げたようだ。合成糊は乾くと剥がし易いので、次の修理のときも剥がせる見込み。

2005年1月1日(金) 晴

SUZUKIのコード・ハーモニカ
すぐバルブが貼り付くとの欠点が指摘されていますが、それをどうにかしようとの依頼を受けました。考え付くのは、バルブをHohner社のものに貼り替えることです。

まずはハーモニカを受け取り吹いてみました。すると実に大きな音がします。プラスチック・ボディのため、気密性がよいようです。

さて、分解しましたが、部品が多いので大変です。ボルトとナットの山ができました。よく変形する理由が分解してみてわかりました。ブラスチック・ボディが大変しおり易く、リード・プレートもかなりしおります。ボルト・ナット留めでその穴に遊びがあるので全体でもしおってしまうのです。Hohnerのは釘留めで穴も小さいので遊びが少ないのでしょう。

ボディの穴の状態を観察すると、かなり汚れています。ブラシを使って水洗いしてきれいにしました。一時の気休めかもしれません。

貼り付くのは内側だけだろうとの想定の基に外側は貼り替えない方針を立てました。

まずSUZUKIのバルブを剥がしますが、接着剤がHohnerのものより強いのでそれをこそすのが大変でした。Hohnerのバルブを貼り始めましたが、何しろ枚数が多い。半分のメジャー・コードを貼り終えたところでバルブの在庫が尽きてしまい、モリダイラ楽器から取り寄せるまで4日程作業が中断しました。

さて、バルブが届いたので同様のことをマイナー・コードについても実施し、組み立てました。

出来上がったコード・ハーモニカを試しているうちに大変なことに気が付きました。Hohnerでは例えば CEGC のように和音が並んでおり、隣は GBDG です。Cコードをちょっと右にずれて吹いてしまっても、右隣はまだ和音の構成音ですからあまり汚い音にはなりません。(左にずれると F CEG とかになり汚いですが!) しかし、SUZUKIでは和音を展開形で並べていますので、例えばGコード と Dコードの場合、 GBDG F#ADF# のように隣り合っています。したがってちょっと間違えてGコードを右にずらして吹いてしまうと DG F# のように半音違いの音を出してしまうことになります。半音違いの音の気持ち悪さはとてもいやなものです。

以前からSUZUKIのコード・ハーモニカは汚い音が出ると思っていたのが、実はこのためだったということがわかりました。もちろん、正しく咥えて吹けば問題ないはずなんですが、えてしてちょっと隣にずれるというのはyとくあることです。すると、場所によってはこのように半音違いの音が出てしまうので気持ち悪い音になるというわけです。いやー、これは大きな問題ですねーーーー。




トップ・ページ・アイコン
トップページへもどる

直線上に配置

©copy right 2005 Shoji Sanada, All rights reserved