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タブレットでハーモニカ練習

 


工房クロム 真田正二

文化センターや自宅でクロマチック・ハーモニカ教室を開いております。前歴がコンピュータ会社と言うこともあり、IT関連の知識は一般の人より豊富だと自負しております。

 2014年に入って、教室で今流行りのタブレットを活用してハーモニカの練習に役立ててもらうことにしました。そんな高価なもの、とか使いこなせないなどの声も聞かれましたが、活用方法を丁寧に説明して納得してもらいました。

 まず、高価か。選んだ機種はNexus 7(2012年)32GB版。2013年に新型が出たため、型落ちして2万円以下で買うことができます。通常生徒さんは録音機、チューナー、メトロノームなど別個に買ったりしますが、タブレットの場合、それらは無料のアプリとして導入することができるのです。

 使えるか。高齢者の方は特に不安を覚えるようですが、そもそもマニュアルが1ページしかなく、習うより慣れろの世界なのです。

 どう使う。当教室では元々楽譜の作成にPCを用いており、練習用の演奏や伴奏がPC上に用意されています。これらをタブレットに簡単にコピーできますので、独奏も合奏も自宅で練習する場合に大いに活用できます。また市販のポケット・ハーモニカ用の楽譜集「世界名歌編」を丸々伴奏付きで用意してありますので、一人で練習できます。

 模範演奏。以前からハーモニカのたくさんのLPやCDを買い込んでPC上に入れてあり、自分自身の練習に活用してきました。これらも簡単にタブレットに入れることができるので、生徒さんがそれらの曲に取り組む際にタブレットで聴けるようにすることができます。

 YouTubeの動画。インターネットからの動画もアプリで簡単にダウンロードできますので、インターネットにアクセスできない人にもあらかじめいくつかの動画を視聴できるようにしました。

 これらの準備作業はあらかじめ私が実施しておきましたので、生徒さんは画面のタッチパネルに触るだけで十分に活用できるのです。今後の成果が楽しみです。

 また、インターネットに接続できる環境がある生徒さんは、タブレットでできるすべてのことができますので、電子書籍を読んだり、動画を検索したり、ゲームで遊んだり、銀行口座にアクセスしたり、それこそ無限の活用性が開けます。



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