直線上に配置

構造研究


Gold16


珍しいクロマチック・ハーモニカを分解して構造を調べます。



ケースと外観
Bill Romelさん考案のGold16。注文生産になる。
木箱の中に布製の袋に入れて保管する。

マウス・ピース側から
金鍍金は薄いらしく、すぐ変色してしまった。

底面から
カバーは片面ずつボディに取り付けられている。
リード・プレートはSuper 64Xのものが使われている。

カバーを外したところ
マウス・ピース、リード・プレート、カバーすべて金は鍍金されている。
バルブはRomel特性のもの。
カバーは分厚い真鍮なのでかなりの重さとなる。

全分解
透明プラスチック・ボディの側面と底面に金鍍金の真鍮版が取り付けて
あるが接着剤で固定されていて取り外せない。これも重い。
リード・プレートは片面ずつ15個のボルトで留められている。
スライドは金鍍金されているが、そのために余計へばり付き
やすいので、頻繁な掃除が求められる。
スライドの底面は直接ボディに接触するので、息洩れを防ぐために
鑢がけしてより密着するよう調整した。

ストレート配列
ストレート配列にしたことにより、レバー・アクションが短くて済む。


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