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コレクション鑑賞記録

                 

このLPの鑑賞記録です。


JOHN SEBASTIAN PLAYS BACH
これは素晴らしい盤です。
解説がまた詳しくて、生い立ちに加え、いかにハーモニカ向きの音楽の研究、発掘に精力的であったかが紹介されています。また、世界中の演奏旅行の合間に各国の民族音楽を鑑賞、収集する機会を設けたことなどが述べられています。日本の高松でのエピソードも述べられているので、訪日以降の録音なのでしょう。日本では「荒城の月」なんかが収録されたのですね。

さて、この盤は既存の音楽の発掘の方面からのもので、全編バッハです。演奏は実に素晴らしいといえましょう。

少し気になったのは、Hohner 280のオクターブが少し広くとってあり、低いほうはより低く、高い方はより高く調律されているのが、そのままでオクターブ奏法をやっているようなので、少し濁って聞こえることでした。

Sonata No.2にはシシリエンヌが含まれていたのですね。私にとっては初めて知る事実で、クラシック音痴を証明するようなものでした。私自身レパートリーにしているので、聞いてとてもうれしかったです。

収録曲:

Sonata No.1 in B Minor for Flute and Piano
Sonata No.2 in E Flat Major for Flute and Piano
Sonata in A Minor for Solo Flute

最後の曲は無伴奏での演奏です。

2004/4/19


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